コレクターのコラム - 美の演出

HOME > コレクターのコラム

このシリーズは、すべてS.Tさん(本人の希望により匿名といたします)による書き下ろしです。
同氏は、日本でも第一級のコレクターで、その美術談義は、豊かな教養と磨きぬかれた “眼”とにささえられており、何度聞いても飽きることがありません。
シリーズでは、数多くのコレクションの中から、毎回任意の作家・作品に焦点を当て、その収集と鑑賞によって触発された様々な感想や美術論が語られます。
このシリーズをお読み下さり、すぐれたコレクターの美術観とアートの魅力を感じとっていただければ幸いです。

コレクション展

この度、40年以上にわたる私のコレクションの展覧会を4つの美術館(アートホール神戸、あさご芸術の森美術館、円山川公苑美術館、BBプラザ美術館)において開催して頂くことになりました。・・・ もっと見る

2011.03

顔のないArtist-深沢軍治

やや刺激的なタイトルです。タイトルから取りようによっては誤解を招く恐れがあります。絵をみて即座にArtist名が出る。 これが創造性豊かな個性を持ったArtistの顔だと思います。20世紀に入ってこのことが必須条件となり・・・ もっと見る

2003.10

杉浦康益・城康夫・岡鹿之助

静物画と言えば牧谿の干柿、1950年代の山口薫のすべての静物画、駒井哲郎の版画-静物Ⅱ、ド・スタ-ルのアスパラガス等がすぐに浮びます。中でも牧谿の干柿が脳裏にこびりついています。 万人が認める所と思います・・・ もっと見る

2003.10

木下恵介(版画)と山田和(陶器)

カタログ・レゾーネが以前と違って充実し、ほとんどがカラー版になっています。好みのクレー、スタール、ニコルソン、とりわけミロのものをひもときながら、モーツアルト、バッハ、ブラームスを耳にしているときは最高の時です・・・ もっと見る

2003.6

鳥海青児と鈴木治

鳥海は気にいったモチーフには数点から数十点同じタイトルの繰り返しがみられます。同じ画題の「ピカドール」は大小合わせて約15点みられます。小振の「ピカドール」を購入するつもりで、暫らく預っていました・・・ もっと見る

2003.4

山本丘人と村上隆

二人の絵に何か不思議な繋がりがあるように思って、気になっていた。丘人のこの絵は丘人の中でも特異なものと思っています。この絵で丘人全般に触れるつもりはありません。一般的には丘人のイメージは鋭く,力強い、男性的な・・・ もっと見る

2003.3

福田平八郎と辰野登恵子

オーストラリア国立美術館の入口にギリシャ前のキュクラデスとブランクーシの立像を並列に配置しています。キュレーターの心意気が伝わってきます。古いものと、新しいものとの対比した凛とした姿に強く引かれます・・・ もっと見る

2003.2

PICK UP