病室に飾るアート
絵画販売のギャラリーファインアートで取り扱っております現代アートの作品を大阪近郊の循環器系の病院の病室にご購入頂きましたので、ここに作品の一部をご紹介させて頂きます。
アーティストは安芸真奈、黒木周、坪田昌之、坪田政彦の4名です。
安芸真奈は木版画、黒木周はクロスグラフ、坪田昌之は木彫レリーフ、坪田政彦はシルクスクリーン(その他)などと技法は様々ですが、作品の傾向がいずれも“モダンな抽象”であることで一致しています。
“アート=感動”だと坪田政彦氏がインタビュー記事で語っていますが、正しく優れたアートはアーティストが得た感動が作品に込められておりその作品を通して心地よい感動が見る人の心に静かに浸透し、更には部屋全体にも拡がっていくかのようです。お好きな作品を部屋に飾って、作者の心の中にアイデアが閃いた時の喜び、制作中のわくわく感、また思い通りの作品が完成した時の感動を追体験して頂くこともアート鑑賞の楽しみ方の一つではないでしょうか?
ここにご紹介する作品はいずれも知的で明るく価格帯もお手頃なものばかりですので、病室だけでなくオフィスにもご家庭のリビングルームや書斎、玄関などにもお薦めします。
作家毎に作品ページのURLをご紹介致しました。お好きな作家、作品をお好きな場所にお求め頂ければ幸いです。
安芸真奈
花々など自然の美しさをモチーフにした抽象。女流作家らしい可愛さと優しさに満ちた木版画です。
黒木周
クロスグラフとは布を貼りつけた木板上でリトグラフ刷りを行うという技法のことで、版画の一種です。氏の作風はシンプルな形と暖かい色遣いによる抽象です。完成した作品は抽象ですが作品づくりは身の回りのものや風景を眺めそれらを形に描くことから出発します。そしてそれら具象的なものを○や□のような単純なフォルムに変えていきます。そして観る人は作者の発想の源に思いを巡らし様々な想像力をかきたてる事が出来ます。
坪田政彦
作品は二つの四角形を横に並べたシンプルなフォルムと、そのシンプルさをより強調するような深い精神性を湛えた純度の高い赤・青・緑などが作品の特徴です。
坪田昌之
アートワークの市場においても各国のアートフェアの市場においても今最も人気のある作家で、若手の中では抜群の注目作家です。作品はシンプルでスタイリッシュ。色は青・赤・グリーンなどの明るいものから、こげ茶・黒・鉛などの渋い色調のもの、木地色をそのまま見せるものまで空間に合わせて多彩です。
病院に関連した下記のブログもご参考になるかと思いますのでご覧ください。
病院のアートワーク~内田晴之
https://www.g-fineart.co.jp/blog/125
ホスピタルアート
https://www.g-fineart.co.jp/blog/047
リビングルーム、オフィス、ホテル、病院等のアートワーク
https://www.g-fineart.co.jp/blog/031
病院に飾る絵画
https://www.g-fineart.co.jp/blog/021