このページはモダンな現代アート(絵画・版画・レリーフ・書・オブジェ・彫刻など)をリビング、玄関、書斎、またオフィスの会議室、応接室、マンションエントランス、病院、ホテルなどに納入した事例や、現代アートとは、抽象画とは、 アートの飾り方など、アート購入に役立つ情報をブログ形式でご紹介しています。

アート購入に役立つ!アートに必要な10の視点アート購入に役立つ!アートに必要な10の視点

版画 現代アート

版画を購入しようとしている方にとっては細かい技法を知ることはそれほど必要のないことだと思います。むしろ下記の3つの条件を満たしたアートが版画であるということを知って頂くだけで十分ではないかと思います。

  • 一つの作品のために複数の版を作る。
  • 一つの作品を複数枚数摺る。
  • 作品ごとに摺り枚数、摺り番号、作家の署名が入っている。
百瀬寿・シルクスクリーン

百瀬寿・シルクスクリーン

 

なお、版画の定義につきまして一応辞書に掲載されている解説文を転載させて頂きます。(世界大百科事典 第2版より)

「版(原版)によって写し(刷り)とられたものを指す。print(英語),estampe(フランス語),Druck(ドイツ語)がほぼこれに当たる。ふつうはインキ(墨,顔料など)をつけた木版,銅版,石版などによって紙などに印刷されたものをいう。したがって,まったく同一のものが複数あるということは版画の第1の特徴である。ただし例外として,初期のヨーロッパの版画でウニカunicaと呼ばれて,ただ1点しか現存しないものがかなりあり,またモノタイプmonotypeという1回くらいしか刷ることのできない方法でつくられたものもある。」

また、広辞苑には「木版・銅版・石版などで刷った画の総称。特に木版画を指す場合が多い」と簡単に記述されているだけです。(特に木版画を指すということはありませんので一言申し添えます。)

坪田政彦・リトグラフ

坪田政彦・リトグラフ

 

上記のように木版画、銅版画、石版画(石版画は最近ではリトグラフと呼ぶことが多い)等を総称して版画と呼んでいます。他にもシルクスクリーンという技法の版画も一般的です。なお、銅版画にはエッチング、ドライポイント、アクアチント等いくつかの技法があります。また、リトグラフとエッチング、リトグラフとシルクスクリーンなど、異なる版種を組み合わせて版画を制作する場合もあります。

林孝彦・銅版画

林孝彦・銅版画

 

ホームページにはたくさんの版画を掲載していますのでホームページの写真でご確認頂ければと思います。

木村繁之・木版画

木村繁之・木版画

ギャラリーファインアートのホームページにはモダンな現代アート作品約3,000点を掲載しています。
https://www.g-fineart.co.jp/index.html

通販サイト(楽天市場内)では版画作品を含めて約1200作品を販売していますので版画をお探しの方は下記のホームページをご覧ください。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/g-fineart/