井田照一
2006年6月に惜しくも亡くなった井田照一さんは文字通り日本の主要な現代美術の担い手の一人でした。 最も良く知られているのは紙を使った作品ですが、 そのほかにも様々な素材を使って制作しており、油彩、 線画、 パステル、 セラミック、 ブロンズやアルミ彫刻など・・・、 また、エンバイロメンタル・アート、 インスタレ-ションなども手がけており、1960年代の半ばから亡くなるまでの約40年間を現代美術界の寵児としてひたすら駆け抜けた作家でした。類まれな才能の持ち主だった井田さんの冥福を祈ってやみません。
略歴
1941 |
京都に生まれる |
1967 |
京都市立美術大学西洋画科専攻科卒業 |
2006/ 6月 逝去 |
受賞歴
1967 |
第2回毎日フランス留学コンクール展<フランス政府主催>第2位 |
1968 |
新人作家のためのサンヨー文化賞 第3回毎日フランス留学コンクール展大賞 |
1974 |
第2回ノルウェー国際版画ビエンナーレ展<ソンヤ・ノルウエー>買上 |
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第2回芦屋川国際版画ビエンナーレ展大賞 |
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京都府美術展買上賞 ジャパンアートフェスティバル |
1975 |
第11回リュブリャナ国際版画ビエンナーレ展<ユーゴスラビア>リエーカ近代美術館賞 |
1976 |
第10回国際版画ビエンナーレ展 文部大臣賞 |
1977 |
第1回現代版画大賞展 優秀賞 第13回日本現代美術展 京都国立近代美術館賞 |
1978 |
第7回クラクフ国際版画ビエンナーレ展<ポーランド>第3位(名古屋) |
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イビザ国際版画ビエンナーレ展<スペイン> イビザグラフィック?'78特別賞 |
1980 |
アートボックスブランナール(高知) |
1997 |
第8回クラクフ国際版画ビエンナーレ展<ポーランド>名誉賞 |
1981 |
第14回リュブリャナ国際版画ビエンナーレ展<ユーゴスラビア>第2位、サラエボ美術アカデミー賞 |
1982 |
第7回英国国際版画ビエンナーレ展<ブラッドフォード・イギリス> ピーター・ミラード賞 |
1983 |
ワールドプリント4展 買上賞 |
1986 |
第3回アジア美術ビエンナーレ展<ダッカ・バングラデイッシュ> 名誉賞 |
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現代美術展?芸術の眼<サンパウロ・ブラジル> メダル賞 |
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日米文化国際交流名誉賞 R.ラウシェンバーグと共に<ワシントン・アメリカ> |
1988 |
第12回クラクフ国際版画ビエンナーレ展<ポーランド> Ex Aequo賞 |
1989 |
サントリー美術館大賞展 '89 大賞<東京> |
1995 |
山口源大賞<沼津市> |
1997 |
国際版画展 買上賞 ギルキーセンターポートランド美術館<オレゴン・アメリカ> |
コレクション
フランス国立図書館<パリ> |
ベルギー王立図書館<ブラッセル> |
ビクトリア&アルバート美術館<ロンドン・イギリス> |
京都国立近代美術館<京都> |
東京国立近代美術館<東京> |
東京都美術館<東京> |
スウエーデン・アート・アソシエイション<ストックホルム> |
近代美術館<ニューヨーク・アメリカ> |
京都府立総合資料館<京都> |
栃木県立美術館<宇都宮> |
文化庁<東京> |
サンタバーバラ近代美術館<サンタバーバラ・カリフォルニア・アメリカ> |
大阪府立現代美術センター<大阪> |
シンシナティ美術館<シンシナティ・オハイオ・アメリカ> |
ジャパン・ソサエティ<ニューヨーク・アメリカ> |
近代美術館<リエーカ・ユーゴスラビヤ> |
イビザ近代美術館<スペイン> |
近代美術館<クラクフ・ポーランド> |
北海道立近代美術館<札幌> |
大分県立美術館<大分> |
近代美術館<シカゴ・イリノイ・アメリカ> |
バークレイ大学美術館<バークレイ・カリフォルニア・アメリカ> |
近代美術館<サンフランシスコ・カリフォルニア・アメリカ> |
エルミタージュ美術館<エルミタージュ・ベルギー> |
日本国際交流基金財団<東京> |
現代美術センター<シンシナティ・オハイオ・アメリカ> |
アルバータ大学<カナダ>
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宮城県立美術館<仙台>
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プロイセン文化財保護院<プロイセン・西ドイツ> |
カリフォルニア州立ポリテクニック大学<ポモナ・カリフォルニア・アメリカ> |
国立美術館<プロツラフ・ポーランド> |
国立美術館<ワルシャワ・ポーランド> |
ウオーカー・アート・センター<ミネアポリス・ミネソタ・アメリカ> |
リャブリャナ国立近代美術館<リャブリャナ・ユーゴスラビア> |
ハンタリアン・アートギャラリー<グラスゴー・イギリス>
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マイアミ大学美術館<オックスフォード・オハイオ・アメリカ> |
ハスティング法科大学<サンフランシスコ・カリフォルニア・アメリカ> |
ポートランド美術館<オレゴン・アメリカ> |
フェリックス&ヘレン・ジューダコレクション<ロスアンゼルス・カリフォルニア・アメリカ> |
三重県立美術館<津> |
ニューヨーク市立図書館<ニューヨーク・アメリカ> |
バンクオブアメリカ<サンフランシスコ・カリフォルニア・アメリカ> |
国立国際美術館<大阪> |
フレデリック・R・ワイズマン・コレクション<ロスアンゼルス・カリフォルニア・アメリカ> |
原美術館<東京> |
ロスアンゼルス・カウンティ美術館<ロスアンゼルス・カリフォルニア・アメリカ> |
ライト州立大学美術館<デイトン・オハイオ・アメリカ> |
現代美術館<ソウル・韓国> |
徳島県立近代美術館<徳島>
|
亀谷美術館<伊勢> |
大英博物館<ロンドン・イギリス> |
大原美術館<倉敷> |
アジア アートセンター<ニューヨーク・アメリカ> |
スミソニアン研究所<ワシントンDC・アメリカ> |
和歌山県立美術館<和歌山> |
兵庫県立近代美術館<神戸> |
ウイットマンカレッジ シーハンギャラリー<ワラワラ・ワシントン・アメリカ> |
シンシナティ・アートアカデミー<シンシナティ・オハイオ・アメリカ> |
サントリー美術館<東京> |
町田市立国際版画美術館<東京> |
岐阜県立美術館<岐阜> |
サンフランシスコ近代美術館<サンフランシスコ・カリフォルニア・アメリカ>
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上野市文化会館<上野> |
ブルックリン美術館<ニューヨーク・アメリカ> |
エバーソン美術館<シラキュース・ニューヨーク・アメリカ> |
スミソニアン研究機構?サックラー美術館<ワシントンDC・アメリカ> |
ドイツ銀行<フランクフルト・ドイツ><大阪> |
ホナー・レジオン美術館<サンフランシスコ・カリフォルニア・アメリカ> |
高知県立美術館<高知> |
滋賀県立陶芸の森<滋賀> |
京都市美術館<京都> |
ラトガー大学美術館<ニュージャージー・アメリカ> |
東京国際フォーラム <東京> |
ナショナルギャラリー<ワシントンDC・アメリカ>
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豊田市美術館<豊田> |
バハラト・ババン<ボパール・インド> |
東京オペラシティアートギャラリー<東京> |