HOME > 作家略歴:片山みやび
私が育ったのは森や林が近くにある自然豊かな場所でした。様々な色や形の葉や木の実を拾い、日が暮れるまで遊んでいたのをおぼえています。土を踏む感触、夕暮れの空の色、季節ごとの風の香り。私の五感に刻まれたものは、今も作品のイメージの原点となり生き続けています。今このときこの社会においては、そんな自身の肌で直接感じ取った感覚をことさらに大切なものだと感じています。自然と人との優しい繋がり、人と人との温かい関係を、日常的な風景や情景の中で表現できればと考えています。(片山みやび)
1965 | 兵庫県西宮市に生まれる。 |
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1990 | 京都市立芸術大学大学院 美術研究科修了 |
ドローイング・リトグラフ版画・ガラスレリーフ |
大阪府立現代美術センター、町田市立国際版画美術館、兵庫県立近代美術館、国立国際美術館、大阪府立大学図書館 |