内田晴之
素材は主にステンレススチールを使用。モニュメントや彫刻をパブリックな空間等に数多く設置しています。マグネットを使用しているのがこの作家の特徴で、磁石のN極とN極、S極とS極が合い反発する力を利用した作品制作。磁石の反発力によって作品が微妙な均衡を保つというのが作品の特徴であり魅力です。
略歴
| 1952 |
静岡県生まれ |
| 1976 |
京都精華短期大学立体造形専攻科修了 |
| 1987 |
第5回京都府文化賞新人賞受賞 |
| 1991 |
倉吉市 緑の彫刻プロムナード特別賞受賞 |
| 1993 |
第6回京都美術文化賞受賞 |
| 1994 |
第22回長野市野外彫刻賞受賞 |
| 1998 |
第29回中原悌二郎賞優秀賞受賞
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グループ展
| 1979 |
第4回京都彫刻美術展 [大賞] 京都府ギャラリー |
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アート・ナウ ’79 兵庫県立近代美術館 |
| 1981 |
第2回ヘンリー・ムア大賞展 [優秀賞] 箱根彫刻の森美術館
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(’85第4回 優秀賞] ’87第5回 [美ヶ原高原美術館賞] ) 美ヶ原高原美術館 |
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第15回現代日本美術展 [神奈川県立近代美術館賞](’83第16回 [いわき市美術館賞] )東京都美術館/京都市美術館 |
| 1982 |
第8回神戸須磨離宮公園現代彫刻展(’86第10回 [京都国立近代美術館賞] )神戸須磨離宮公園 |
| 1983 |
現代美術の新世代展 三重県立美術館 |
| 1984 |
現代彫刻国際シンポジウム1984-びわこ現代彫刻展 滋賀県守山市第2なぎさ公園 |
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第15回日本国際美術展 [大賞] 東京都美術館/京都市美術館 |
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第6回エンバ賞美術展 [大賞] エンバ中国近代美術館 |
| 1986 |
キネティック スカルプチュア ジャパン展 ウォーカーヒルアートセンター ソウル |
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現代日本の美術3-戦後生まれの作家たち 宮城県美術館 |
| 1987 |
第12回現代日本彫刻展 [宇部興産賞](’93第15回 [第15回記念土方定一記念賞] )宇部市常磐公園 |
| 1988 |
動きの表現展 埼玉県立近代美術館 |
| 1989 |
横浜彫刻展-ヨコハマビエンナーレ’89 横浜美術館前グランモール公園 |
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抽象彫刻の旗手たち展 福島県立美術館 |
| 1992 |
語りだす鉄たち-今日の金属彫刻から 東京都美術館 |
| 1994 |
International Symposium of the Openair Sculpture in Pusan ’94 [韓国国立現代美術館賞] |
| 1997 |
第17回現代日本彫刻展 [大賞] 宇部市常磐公園
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| 1999 |
あおもり野外彫刻展’99 [大賞] 青森県立保健大学 |
| 2001 |
朝来2001野外彫刻展in多々良木 [大賞] 朝来芸術の森美術館 |
| 2002 |
桜の森彫刻コンクール [大賞] 秋田県井川町日本国花苑 |
| 2006 |
「Sculpture by the Seda, Bondai 2006」ボンダイビーチ/シドニー, オーストラリア) |
コレクション
| 京都国立近代美術館 |
| 静岡県立美術館 |
| 東京都美術館 |
| 神奈川県立近代美術館 |
| 兵庫県立近代美術館 |
| 秋田県立近代美術館 |
| 札幌芸術の森美術館 |
| 広島市現代美術館 |
| いわき市美術館 |
| 芦屋市立美術博物館 |
| うらわ美術館 |
| 宇部市野外彫刻美術館 |
| 朝来芸術の森美術館 |
| 旭川市彫刻美術館 |
| 笠間日動美術館 |
| 箱根彫刻の森美術館 |
| 美ヶ原高原美術館 |
| 韓国国立現代美術館 |
| 台北市立美術館 |
| 堺市博物館 |
| 神奈川県横浜市 |
| 京都府 |
| 滋賀県守山市 |
| 京都府亀岡市 |
| 富山県富山市 |
| 神奈川県秦野市 |
| 鳥取県倉吉市 |
| 岐阜県岐阜市 |
| 長野県長野市 |
| 大阪府 |
| 岡山県 |
| 埼玉県東松山市
|
| 愛知県半田市 |
| 神奈川県横須賀市 |
| 韓国釜山市 |
| 秋田県井川町 |
| サントリー利根川ブルワリー |
| 清水建設本社ビル |
| 大和銀行本店
|
| 鹿島建設 |
| 品川NTT |
| 新千歳空港 |
| 経団連ゲストハウス |
| 第一製薬本社ビル
|
| アメニティー江坂 |
| 御堂筋大和ビル |
| 城東地域中小企業センター |
| 日本倉庫 |
| 凸版印刷 |
| 中央三井信託銀行 |
| 品川NTTドコモ
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| 大正製薬 |
作家の言葉
| 各作品の内部にはマグネットが取り付けられている。これは、重力との均衡を保つ為に用いている。一見すると当たり前のような状態に見えるが、矛盾した力学関係で成り立っている。私たちは重力や空気の存在を当たり前のこととして捉えている。一見当たり前のことも、注意深く別の角度からみると、そこには重要なことが隠されているかもしれない。そんな作品をつくろうと思っている。
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